珈琲は主観で。

2019/02/12 11:06

恋も2度目なら少しは上手に愛のメッセージ伝えたい。2度目どころか未だに上手な会話すらままならないカジワラ珈琲です。

※デートのイメージ

先日のイベント春うらら、ら。では簡易的ドリッパーを使用してご自身で珈琲を淹れていただくWSを行いました。が、あまりにも簡易的すぎてあんなコーヒー屋さんやこんなコーヒー屋さんに怒られちゃうな…と思いつつも精一杯やらせていただきました。ご参加くださった皆様ありがとうございました。

その際、ポタポタっと淹れる淹れ方が正しいのですか？とか、土手を作る淹れ方は間違いですか？や、コーヒーメーカーはダメでしょうか？などなど迷える質問を多数いただきました。

わかる。わかりすぎる。その悩み！とココロでヘッドバンキング並みの頷きをしていたカジワラ珈琲。

結論から言うと…、たぶん…どの淹れ方も正解だと思います。

バリスタになりたい！又は、コーヒーで天下をとりたい！くらいの勢いの方はここで読むのをやめてください。そういう淹れ方のレクチャーができる方を速やかにご紹介いたします。

例えば誰かに好意を伝える時、I like you でも、Your my favorite でも、もちろんI love you でも、月が綺麗ですね。でもいい訳ですよね。もちろん、恋も二度目なら少しは上手に…でも最高じゃないですか。最高！←ポエムが大好き…

コーヒーの淹れ方も同じだとおもうんです。お豆の選び方、お豆の鮮度がよければ大概問題のないコーヒーだと思います。

※色々取り揃えております。のイメージ

お気に入りの珈琲豆を探す。

というのはオススメです。新しいお豆との出逢いはエキサイティングだし、世界が広がります。もし、これはちょっと好みじゃないな…と思うお豆も不正解なわけではないのです。お味噌汁と同じでそのお店そのお店で同じ種類でも味が違うのが珈琲です。

お味噌汁でも、素材の味を出したいと思えば塩分を控えるかもしれないし、ちょっとコクを出したいから具にチーズを入れてみようとか、さっぱりとトマトのお味噌汁にしようとか、何かしらの思いがあって調理するものにたぶん間違いとか正解とか無いのではないでしょうか？焙煎師も何かしらの思いを込めてお豆を焙煎しているはずです。

好みの珈琲でなかったとしても、これをよしとすると？とひとこと唱えてみてください。その味を違う角度からみることができて、そこに世界の広がりを感じると思います！

ここに珈琲終わり、珈琲はじまる。的な。

今は情報が溢れすぎていて、珈琲を飲むのも窮屈な時があります。温度が、淹れ方が、酸味が…と頭で考えるよりは自分が好きかどうか。ホッとするかどうか。何を求めているのか。を大切にしてシンプルに珈琲を楽しんでいただきたいとカジワラ珈琲は考えます。

甘ったれたことを言うな！という方には、世界を目指すような珈琲の淹れ方がレクチャーできる方を速やかにご紹介いたします笑

蛇足ではありますが、個人的に美味しい珈琲の近道には…ミル…を買っていただきたい…かな…とか。ミルもまた沼ですが…そのお話はまたあらためて…